韓国語を勉強する理由って人それぞれだけど、私はK-POPアイドルの話していることを理解したい!っていうのが一番だったね。
yuumiは推しの動画、観まくってるワン!
でも、動画を観ているだけじゃ、なかなかしゃべれるようにはならなかったよね・・・。この記事ではたった3か月で韓国語がペラペラになる方法をお伝えします。
語学が得意な人に共通していること
語学を勉強する理由で一番多いのは、「外国語でコミュニケーショが取れたらいいなぁ」ではないでしょうか。そのわりには、「できることはいろいろやってみたけど、どうしても話せるようにならない・・・」と感じている人も多いと思います。昔の私もそうでした。
でも、語学が得意な人には共通していることがあります。それは「正しい学習手順で勉強」していること、「アウトプット重視」であること、そして「期限を決めている」ことです。どんな教材を使おうがどれだけたくさんの時間を費やそうが、学習手順ややり方が間違えていると遠回りになってしまいます。
韓国語会話で大切な学習手順
韓国語会話の大事な要素は「単語」「文法」「文字(ハングル)」「会話」「リスニング」の5つです。これらをバランスよく勉強できるのが理想的ですが、忙しい人はたくさんの時間を取ることができないと思います。であれば、効率よく身につけたいですよね。
理想的な学習手順
多くの方は「単語」と「文法」から始めると思うのですが、私のおすすめは最初に「単語」と「リスニング」に注力することです。1か月目は「単語」と「リスニング」に重点を置きます。そして、2か月目から「文法」「文字(ハングル)」「会話」です。最後の3か月目で「単語」「文法」「文字(ハングル)」「会話」「リスニング」すべてに満遍なく手をつけるようなイメージです。
1か月目:「単語」と「リスニング」
韓国語会話で最も重要なのは「単語」=ボキャブラリーの数です。韓国語会話に必要な単語は20,000語という説もあり、多くの単語を知っている方が会話が通じやすいのは事実ですが、実際日常会話ではそんなに数は必要がありません。日常会話で使用頻度が高いのは3,000語と言われているので、まずは3,000語を覚えてしまいましょう。
「どの教材が良いですか?」と質問を受けることもありますが、掲載されている単語の内容に関してはぶっちゃけどれも大きな差はありません。何冊も単語集を買って勉強するよりは1つのシリーズを購入して、それを淡々と書籍がボロボロになるまで覚える方が良いと思います。ただし、話せるようになることが前提であれば単語だけが載っている単語集よりも1)例文が載っている、2)音声が付いているタイプを選ぶと良いでしょう。
「リスニング」に関しては、韓国ドラマを観まくりましょう。一日に1時間、3時間、5時間・・・観る時間が多ければ多いほど耳が慣れてきます。ここで重要なのは日本語字幕無しで観ることです。これまで洋画を字幕有りで観ていた人は字幕無しで観ていた人に比べて英語のリスニング力が低いと思います。それと同じで韓国語も耳を慣らすためには日本語字幕無しで観ることが重要なポイントです。最初は何を話しているのか分からないと思いますが、映像を見て雰囲気を感じていればストーリーが先に理解できて、その後に言葉の意味も分かるようになってきます。
私はある時、12時間続けて韓国ドラマを観て過ごしたことがあるのですが、その翌日は日本語が韓国語風に聞こえてしまうという現象が起こって、むしろ日本語として聞き取りづらい状況になったことがあり、自分でもびっくりしました。
ちなみに、私のおすすめは『キム秘書はいったい、なぜ?(김비서가 왜 그럴까?)』と『スタートアップ: 夢の扉(스타트-업)』です。『キム秘書はいったい、なぜ?(김비서가 왜 그럴까?)』はパク・ソジュン&パク・ミニョンの演技もいいし、会社での会話シーンは正しい敬語が使われているので勉強になると思います。『スタートアップ: 夢の扉(스타트-업)』は競争の激しい韓国のハイテク業界で、夢をかなえるべくビジネスを立ち上げた若き起業家たちの話なのですが、出てくる若者たちの奮闘ぶりを観ていると「私も頑張ろう!」という気持ちになります。主人公のナム・ジュヒョクもカッコいいです♡
3か月毎日韓国ドラマを観ていたら、想像以上に耳が韓国語に慣れてくると思うので、騙されたと思ってやってみてください。これは電車で移動中などスキマ時間を活用してもOKです。
2か月目:「文法」「文字(ハングル)」「会話」
先ほども伝えましたが、日本人の多くは「単語」と「文法」の勉強から入る方が多いですが、その手順だとモチベーションが続きづらいというデメリットもあります。「文法」って地味ですし・・・苦笑。
「文法」に関しては、教科書の「初級」と書かれているものに20文型くらい解説されているケースが多いですが、日常的な韓国語会話だったら、まずはそれくらいで充分です。一気に全部覚えてしまいましょう。
「文字(ハングル)」に関しては、韓国語を話せるのにハングルが書けないという人はいません。ですので、アウトプットの意味も込めてハングルは書けるようにしましょう。日本語はひらがな・カタカナ・漢字とたくさん覚えなくてはならないことがたくさんある言語ですが、韓国語はハングルだけ覚えればOK。日本語ならカタカナを覚えるレベルなので、日本語が習得できた皆さんなら余裕で覚えられます。
そして、最後に「会話」です。話せるようになりたいのであれば最短の方法は当たり前ですが会話することです。話すことなく韓国語がペラペラになることはあり得ません。日本人は完璧主義な人が多く「間違ったらどうしよう・・・」という気持ちが強いので、話すことが苦手な人が多いですが、文法の勉強をしていても話せるようにはなりません。とにかく韓国語を口に出すようにしましょう。
一番良いのは韓国人の友達・恋人をつくることですが簡単ではないので、日頃目に入ってきた物事を韓国語で表現するようにしてみましょう。まずは、物の名前、挨拶あたりが始めやすいです。その後、今日起きた出来事を夜に自分の知っている単語で口ずさんでみる。要は独り言ですね。
この時、おすすめなのは『NAVER papago』という韓国のネイバーが提供している翻訳サイトおよび翻訳アプリを活用して、アプリに向かって話しかけてみることです。正しい発音ができていれば翻訳してくれます。反応があった方がモチベーションが上がるので、このアプリは本当におすすめです。
時間とお金に余裕がある人はオンラインで会話できるサービスなどを利用すると話せるようになるスピードが格段にアップします。週に2回くらい韓国語を話す機会を作れたら理想です。
3か月目:全体をバランスよく
2か月間、毎日韓国語に触れていると3か月目くらいには「韓国語を勉強している」というよりも「韓国語に触れているのが当たり前」という感覚になってくると思います。最初の2か月間はちょっとキツく感じるかもしれませんが、3か月目くらいには習慣になっていてなんとも思わない、むしろ韓国語がないと寂しい・・・と感じるかも。
3か月目は「会話」=アウトプットを重視しながら2か月勉強していたことを振り返ってみましょう。振り返ることで定着度がアップします。分からないことがあったら分からないままにしないですぐに調べるのも語学力アップには大事なポイントです。
ダラダラやらずに短期集中
語学習得のためにはたくさんの時間を費やした方が良いのは間違いないですが、勉強を始めたばかりの頃は一日30分を6か月続けるよりは一日1時間を3か月続けた方が習熟度が格段に上がります。
韓国語会話ができるようになるために資格取得は必須ではないですが、TOPIKなどは年に3回定期的に実施されるので、試験のタイミングで区切りをつけて目標設定するのはおすすめです。ただし、あくまでメインは「話すこと」。インプットよりもアウトプットの時間を長くするよう気をつけましょう。
完璧主義をやめる
先ほども書きましたが、日本人は完璧主義の人が多いと言われていますが、会話に完璧・100%はありません。伝えたいことがあって、伝えるための最低限のことが理解できていれば、まずはそれで十分です。
最初からハードルを上げてしまうと挫折しやすいので、はじめは「相手の言っていることが大体分かる」「自分の言いたいことが単語だけでも言える」程度のレベルを目指しましょう。