yuumiもいよいよTOPIKに挑戦するんだね!
今までマイペースに勉強していたけど、まったく話せるようにならないから(苦笑)、まずは、韓国語能力試験(TOPIK)2級に挑戦したよ。
この記事では、どんな風に勉強を進めるのが良いのか、プランをご紹介します。
韓国語能力試験(TOPIK)とは?
韓国語能力試験(TOPIK)とは、大韓民国政府(教育省)が認定・実施する唯一の韓国語能力試験のことです。日本で受験することのできる韓国語関連の資格の1つで、語学力の目安として評価されやすいので韓国への留学や就職をする場合や永住権の取得などをする際に語学力の証明として使うことができます。日本国内では4・7・10月の年に3回ほど試験が行われています。
レベルは1級から6級まであり、1級が初級レベルで、2級3級と級が上がるごとにレベルが高くなります。
韓国旅行で困らないレベル!韓国語能力試験(TOPIK)初級
初級(1級)は
自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。
https://www.kref.or.jp/topik/about/overview/
約800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。
簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。
初級(2級)は、
電話やお願い程度の日常生活に必要な言語(ハングル)や、郵便局、銀行などの公共機関での会話ができる。
https://www.kref.or.jp/topik/about/overview/
約1,500~2,000語程度の語彙を用いた文章を理解でき、使用できる。
公式的な状況か非公式的な状況かの言語(ハングル)を区分し、使用できる。
となっていて、初級レベルは買い物をしたり飲食店で注文をしたり道を聞いたりなど、韓国旅行では困らなくなるレベルに到達できます。
韓国語能力試験(TOPIK)2級に3か月で合格する勉強プラン
韓国語能力試験(TOPIK)2級合格に向けて、大切なのは参考書選びとスケジュール・具体的な学習内容です。仕事をしながら受験を検討している方も多いと思うので、スケジュール管理は重要なポイントになります。
TOPIK初級向けの参考書
韓国語能力試験(TOPIK)対応している参考書はたくさんありますが、
1)基礎文法がしっかり解説されていて、小問題が付いている参考書
2)解く問題の数を確保するためのワークブック
3)問題集
この3点セットがあれば間違いないです。
書店などで実際に手に取って、自分に合いそうな書籍を見つけるのが大事ですが、迷ってしまって決められないという方は『できる韓国語』シリーズが王道で、おすすめです。
スケジュールと具体的な学習内容
受験前、ネットなどの情報では初級は400時間程度の学習が必要と言っている方が多かったのですが、ポイントを押さえれば、3か月間、一日1時間程度時間が確保できれば、韓国語能力試験(TOPIK)2級合格は実現可能です。
1か月目
まずは、1)基礎文法がしっかり解説されていて、小問題が付いている参考書で、基礎をたたき込みます。解説を読んで理解するのはもちろん、時間がある方はその内容を自分のノートでまとめ直したりすると記憶の定着が上がります。基礎をインプットするだけではなく、小問題を解いてしっかりアウトプットもしましょう。
2か月目
2)解く問題の数を確保するためのワークブックで問題を解いて、解けなかった問題、引っかかってしまった問題は1)基礎文法がしっかり解説されていて、小問題が付いている参考書に戻って、しっかり復習しましょう。できなかった問題を放置するのはNGです。
解けない問題が多い場合は、基礎がまだ定着していない可能性があるので、2)ワークブックを進めるのではなく、1)参考書に戻って理解を定着させてからワークブックを解くようにしましょう。その方が学習効率がアップします。
3か月目
3)問題集を解くことで本番環境に慣れさせます。できるだけ解答に費やす時間の長さも試験通りに、雰囲気も試験会場と同じような雰囲気(騒がしくない場所で落ち着いた環境)で問題を解くようにすると、当日リラックスして受験できます。
社会人で受験するする人は、時間確保が最優先
これまで様々な資格試験を受験してきた私の経験から言えるのは、韓国語能力試験(TOPIK)に限らず、新しいことに挑戦しようとして挫折してしまう最大の理由は「時間が足りない」だと思います。
ですので、働きながら何かの資格を取得しようと考えている方が一番優先しなくてはならないのは時間の確保です。どんなに優れた参考書・問題集が手元にあっても、それを読んだり解いたりする時間がないのであれば意味がありません。
移動時間などのスキマ時間を活用する方も多いと思いますが、その時間は無駄にはなりませんが、ながら勉強ではなかなか合格レベルに達することはできません。一日1時間、デスクに向かって集中して勉強できる時間を必ず確保しましょう。また、睡眠時間を削って勉強時間を捻出するのも、パフォーマンスが下がってしまったり、結局寝てしまって時間が確保できないという事態になりやすく、あまり得策ではありません。
勉強時間を捻出するためには睡眠時間を削るのではなく、今やっていること(仕事や家事、趣味など)の時間を削って1時間捻出することをおすすめします。
私の場合、受験の3か月前から週に一度、1回80分程度の韓国語能力試験(TOPIK)2級合格対策講座を受講し、過去問を解く時間を強制的に確保しました。分からない部分は韓国人講師に質問ができたので、かなり理解が深まりました。
韓国語能力試験(TOPIK)2級に3か月で合格を目指せる!
この記事では、無理なく短期間で韓国語能力試験(TOPIK)2級合格を目指せるプランをご紹介しました。
韓国語を勉強している方の多くは「試験に合格すること」が目的ではなく「韓国語を話したい」「韓国語でコミュニケーションを取りたい」と考えているかと思います。試験に合格することだけを目標にしてしまうと、単なる受験勉強みたいでつまらなく感じてしまうかもしれないので、モチベーションキープのためにも試験勉強をしている間は「自分はなぜ韓国語を勉強しているの?」と自分に問いかけながら、楽しく韓国語を勉強するようにしましょう!